Tuesday, December 04, 2012

フリースクール交流会も兼ねた夏の佐渡キャンプ!!


フリースクール交流会も兼ねた夏の佐渡キャンプ!!

お陰さまで今年もたくさんの子ども達と楽しい夏を過ごすことができました♪
その中の佐渡合宿では、また新たな出会いと共に、楽しかったその想い出は私たちの胸に刻まれました☆

811日早朝6時。参加者4名の子ども達と私が教室に集まりました。フェリー出発予定が7時だったので、みんなすぐに車に乗り込んで、直江津の佐渡汽船フェリーターミナルへ向かいました。お盆とあって結構な混み具合。
日本の習慣を身に付けたつもりでいたのに予約をいれずイケる!と思い込んでいた私の読みが甘かった。
キャンセル待ち13番目と言われ、正直、この旅はどうなるのだろう??!!と心臓バクバクでした。
子ども達4名の日頃の行いか、私の運の良さかはわかりませんが(笑)、ラッキーなことに、出港ギリギリでなんとか車を乗せて出発することができました。

小木港に着くと、NPO法人『佐渡福祉ゆい』の橋本雅子さんが迎えに来てくれていました。
早速、一行は真野新町へ向います。『ゆい』に着く手前で、フリースクールである『アフタースクール』さんが用意した、流しそうめん台が道に設置されているのが見えました。
そして、そこに居たみんなが手を振って出迎えてくれたのがとても印象的で嬉しかったです。

同じ通り沿いの『アフタースクール』さんから300メートルほど離れた『ゆい』さんへチェックイン。
その後、先ほど温かく出迎えてくれた『アフタースクール』さんへ向かうと、もう既に流しそうめん大会が始まっていました。

子ども10人ほどと創設者の高柳さんと助手の方がいて盛り上がっていました。
しばらくすると、流しトマト!流しスイカ?!など、そうめんだけでなく色々な具材を流そうと、子ども達がキャッキャッと楽しそうに挑戦していました。集合写真が撮りたかったけれど、子ども達はそんなことお構いなしで楽しい時間を満喫し、『アフタースクール』 の子ども達は帰って行きました。

I CANメンバーは高柳さんとちょっとした水遊びで楽しんだ後、また『ゆい』さんへと戻りました。身支度をして、今度は200メートル先にある海水浴場で海に潜って楽しみました。しばらくすると高柳さんが顔を出して下さり、子ども達に昔遊びを教えてくれました。



                                                          



また『ゆい』さんに戻って着替えをすませ、車で30分位のところにある朱鷺交流会館へ3時頃向かいました。
そこで、NPO法人『トキどき応援団』の団長、計良武彦さんとお会いしました。計良さんが朱鷺について説明して下さいました。
早朝からの移動、海水浴の疲れか、説明中はメンバーの中にも眠気に勝てない子もいました。
その後、会館の隣にある『潟上温泉』にて入浴し、リフレッシュ。

 

『ゆい』に戻ると、橋本さんがカレーライスを用意して下さっていました。
おいしいながら、少し急いでそのカレーライスを戴き、隣町で上がる打ち上げ花火を見るためにまた浜へ向かいました。遠くからでも十分楽しめました。
宿に戻ると、元気印の子ども達もさすがに今日のハードスケジュールに疲れたのか9時前にはみんな眠ってしまいました。
その夜、『アフタースクール』の高柳さんが私に会いにまた顔を出して下さり、私にとってこの旅一番の大切な交流となりました。“夢”“子どもの教育”はもちろん、フリースクールの運営までもお互いアイディア交換ができました。

上越と佐渡のNPOの違いについて、『アフタースクール』さんも『佐渡福祉ゆい』さんも「会員は何人?」と聞くと、「会員制じゃない。」と教えて下さいました。『アフタースクール』さんでは利用費として生徒さんからお金を頂いているのは確かですが、『ゆい』さんはNPO法人なのに橋本さんがほとんど自己負担で運営されている様です。また、『アフタースクール』さんでは「名簿はないが出席表があるよ」と言い、その様式のコピーを見せて頂きました。

翌朝、たっぷり身体を休めた子ども達は元気に早起き!!
橋本さんが朝食を用意して下さっていた時、ちょっとだけ話ができました。
『ゆい』さんでは、福祉関係、年寄りや障害者支援や子ども教育の他にも自殺防止までと幅広く活躍されているそうです。「だれのためのNPOかわからないくらい、色々な活動をしてますよ。」と橋本さんが言っておられました。

お世話になった『ゆい』さんで食事と挨拶をお終え、チェックアウトしてから、『朱鷺の森公園』へ向かい、昨日の説明で興味の湧いた朱鷺の本物を見に行きました。子ども達の元気はしっかりと戻ったようで、朱鷺を見た後は公園で鬼ごっこを楽しんでいました。
 

その後、子ども達お楽しみのメインイベントの一つ“砂金採り”に行きました。
「あんまり取れない!」と半べその子もいましたが、30分コースで全員少しずつながら“金”をとりました。

そして、あっという間の楽しい2日間のスケジュールを終え、小木港でフェリーに乗り込みました。こども達は相変わらず元気で、フェリーの中でもトランプで盛り上がり、引率者の私、チャーリーが眠りこけてしまいました。

まぶしい太陽の下、子ども達のキラキラした笑顔と一緒に、事故もなく無事に楽しい2日間を過ごせて良かったです。
 ~・~ お世話になった皆さま ~・~