Sunday, April 27, 2008

I CAN 新スタッフ 紹介します!


今年春から、新しい風がICANに吹きました。
3年前にICANのイベントに出会って、その後東京など何度も会う。。。
もしかしたらICANと縁のある人かも知れません。



阿部 雅夫 22歳。

彼がかいてくれた自己紹介そのままここに載せていただきます:

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はじめまして、I CANでボランティアスタッフをすることになった阿部雅夫です。旧新津市出身で、大学を卒業したてホヤホヤの22歳、初めての一人暮らしに悪戦苦闘・・ということもなく、元気に生活しています!
チャーリーと初めて出会ったのはI CANが主催した「にいがた新しいまなびの場フォーラム」です。その当時からフリースクールに興味を持っていたのですが、フリースクール東京シューレの理事長でおられる奥地圭子さんが新潟に講演にいらっしゃるということで、これは聞きに行かなければ!と思いこのフォーラムに参加。奥地さんの講演を聞くことが目的だったので、このときは上越にI CANというフリースクールがあるんだ、というくらいにしか思っていませんでした。(チャーリーごめんなさい。)
その後、東京で行われたフリースクールスタッフ養成研修講座でまたチャーリーと出会い、初めてチャーリーと話をしました。余談ですが、筆記用具を部屋に忘れてチャーリーから鉛筆を貸してもらえたことがなぜかすごく印象に残っています。(このときチャーリーの優しさに触れたのでしょう。)
そして私の大学の卒業論文の研究のため、I CANに見学をしに来たことをきっかけに、何回かI CANでの活動に関わる中で「ここで働きたい!」と思うようになり、今年の4月からボランティアスタッフとして活動に参加しています。
I CANでの活動ではまだまだできることは少ないですが、子どもたちと歳が近く、遊びや話題で共通するところも多いので、一緒に遊んだり、語り合ったり、勉強したりと自分にできることからがんばっていきたいと思っています。童顔なので子どもたちと一緒にいても違和感がないかもしれませんが・・・もし会ったときは間違わないで下さいね!
一生懸命に、楽しく活動して行きたいと思います。これからよろしくお願いします!
希望

リニューアルと希望の季節、春です。
新学期がスタートし、先生、生徒と大人は皆な同じで、新しいお友だち、習得するための新しいスキル、学ぶためのたくさんの新しいこと等、その先にある全てにおいて期待に満ち溢れています。
もちろん、新しい経験は怖かったりします。しかし全員が成功への大きな望みを持っているのです。
I CANにおいて『希望』は得意分野としています。
『希望』について専門家であると思われているでしょう。
私達は子どもへ一所懸命抱かさせている精神なのです。
I CANの新しい年に皆さんと一緒に未来への希望について一部を分け合いたいのです。

I CANの最も大きな希望の一つは地域のもっと多くの人達から、安全で、フレンドリーな雰囲気の中、会いに来てもらうと歓迎されていると感じてもらえるような“コミュニティースクール”になることです。
たぶん、相澤社長のように、チェスや趣味を教えにI CANへ来てくれることを楽しんでもらったりするかもしれません。
教会から来てくれる新直樹さんのようにボランティアの提案やその他の話題を共有し、アイデアを持って来てくれるかもしれません。もしかしたら、皆さんもI CANに訪ねてきてくれるだけでも楽しんでくれるかもしれない。
私達の希望は皆さんから立ち寄ってもらったり、I CANについてもっと知ってもらったり、I CANで得られる何かを楽しんで頂くことなのです。

コミュニティースクールは本から学ぶだけではない学びの場所なのです。
出会う人々やその体験から新しいやり方だけでなく、現在と将来において自分がどうでありたいかを学ぶのです。
フリースクールの新しいスタイルを現実にさせるお手伝いをして頂けませんか?地域にたくさんの新しい希望をもたらすでしょう。
この春はボランティアの登場によって私達のスクールに新たな素晴らしい希望が与えらました
4月からI CANへ毎日通ってきてくれるボランティアの一人、最初の出会いは2005年の“新しい学びのフォーラム”にさかのぼります。
阿部雅夫君は新潟大学教育学部の新卒です。塾講師として務めていた新津から上越へ最近引っ越してきました。I CANでの彼のボランティアとしての目標は、まず子ども達を知ること、他のフリースクール間との交流促進、そしてNPOによるフリースクールの事業を学ぶことです。
小熊明子さんは彼女自身が中学生だった頃、15年前に出会いました。
私が大潟中学校に居た際、教師だった彼女のお母さんと教えていました。現在、明子さんは期待以上のサービスで応える個人家庭教師であり、各生徒の成功に十分に気を配ってくれる先生です。
このお二人のボランティアは2年前に成功したスタディチームプログラムを復活させるという希望を受けて下さいました。
とりあえず、火曜、水曜と金曜の学力コーチングクラスを予定しています。
もし、皆さんの子どもやお知り合いの若い方で、徐々に学習に取り組みたいと思っていらっしゃるなら、安全なサポート体制の雰囲気を持つI CANで新しい習慣を作りますので、ご連絡下さい。
I CANに新しいメンバーがたくさん増えていくという希望を持っています。
ここにいる子ども達は、それぞれの価値や可能性を見出すような大きな一歩を踏み出しています。
I CANに新しいメンバーがたくさん増えていくという希望を持っています。
ここにいる子ども達は、それぞれの価値や可能性を見出すような大きな一歩を踏み出しています。
あるメンバーは、スキー旅行でリフトを使って頂上まで行ったのですが降りて雪の上に座り込み、「やっぱりリフトで下まで降りる!もう絶対できない。」と言いました。しかし、少しずつ、ちょっとずつ、1mずつ、彼は自分の力で山を降りることができました。
彼が山のふもとへ辿り着くまで、ターンをして、止まってと、ちゃんとスキーをしていたのです。スキーでの大きな成功は彼の自信へ繋がりました。
デイプログラムからの子で、小学校時代はとても不安定だったのに、現在では他のお友達の意見も聞き入れ、計画を立て、それに従って全てのプロセスにおいて楽しむ立派な青年へと成長していったのを見ました。
仕事、学校や人間関係に関して新しいチャレンジに直面しながら、I CANへ
“ふらりと立ち寄る”元メンバー達もいます。話の中でI CANが彼らに与えた才能や可能性という希望を思い出したり、達成したことを共有したりしているようです。17歳のMK君は、I CANに立ち寄ってギターを弾いたり、学校についての思い、これからの歩み方について話しに来てくれたりして、生徒としてではなく大人同士の会話を持てることが嬉しいです。元メンバーと話すと、
『I CANは彼らにとって大事な場所だったんだ』と実感します。
しかし、他にもたくさんのやるべき仕事があるのです!そんなわけで、“大きな希望”は皆さんからの親切な財政支援を頼りにしております。
維持するのに必要なもの(I CAN号の新しいタイヤ、壊れたコンピュータにもお金がかかる!)だけでなく、学校で問題を抱えていたり、家に閉じこもっていたりする人や子どもたちへ『ここにI CANがある。あなたの居場所になるかもしれない。』という言葉を伝える活動にも必要なのです。
親の会のプログラムを復活させる時間と資金も得たい。もちろん、常に新しいマーカー、鉛筆、ノートや工作道具も必要です。
I CANは楽しい場所です。そしてそれを可能にさせているのが皆様からのサポートなのです。あらゆる大きさの寄付はI CANや現メンバーのためだけでなく、ここへ来たいけどまだ来れない人々への希望の贈り物でもあります。
I CANサポーターになってから、皆様がどれほど貢献されているか知り、ぜひそれを誇りに思って頂きたいのです。
I CANへ希望の贈り物を与える機会をまだ得ていらっしゃらないなら、今が
そのチャンスです。皆様が親切にご提供下さるあらゆるサポートに心より感謝申し上げます。
どうぞ同封の郵便振込用紙を利用して、新年度の再更新をお願い申し上げます。
そして、I CANでの活動について皆さんのお友達にお話し下さい。
たぶん、皆さんが子ども達に、地域に、そして上越に対して今年できる、最も大切なことの一つです。私達全員への「希望」の贈り物になります。
2008年4月24日

NPO法人 国際フリースクール I CAN



チャーリー・ストラットン
専務理事