Tuesday, May 12, 2009

不登校を認めて次のステップへ踏み出そう

5月病のシーズンが始まります。「学校にいきたくない!」のセリフが、ゴールデンウイーク後の我が家でも聞こえました。子どもたちのエンジンがかかるには、もう少し時間がかかるかもしれません。でも学校を休む期間が長くなってきたら、3つのステップをお勧めします。

1) 不登校であることを認めること。不登校は状態だけですので、病気や恥ずかしいことではありません。「運転免許を持っていない」と同じです。ちょっと不便だけど、問題よりも「課題」と考えていいでしょう。
2) パニックにならないこと。これは難しいですが、他の不登校の親から聞くと「人生は長くて、子どものペースはそれぞれあります」。そして子どもたちは私たち大人のスケジュールで育てないこと。子どもを信じてあげましょう。
3) サポートを受けましょう。自分の子どもが一日中一緒にいると、お互いのストレスが高まる可能性が大きいです。上越市には3つのフリースクールがあります。親の会やカウンセリングもありますので、お母さん、独りぼっちではないことを自覚してください。子どもが不登校の期間は家族全体のきずなが強くなるチャンスでもあります。

上越の中のフリースクールでは、「ICAN」だけはNPO法人です。家ではなく、学校でもない、安心できるところです。小、中学生は週3回、高校以上の若者も週一回集まっています。そこで「社会的」なことを実際に学んでいます。「友達作り」「話しかけ方」「計画の立ち方」などを仲間と一緒に学んで行きます。

好きな活動一つは月一回のクッキング教室です。予算と空腹感で始めて、皆の意見の言い合いでメニューを決め、買い物しに行って、調理室で計ったり、混ぜたり、料理をします。最後の「合格ライン」は味で決める。

こういうプロジェックトは「フリースクール教育」の良い例だと思います。「考え」から「実行」まで進んで、実際に使う「理科」「家庭科」「社会」そして時間とお金の管理もします。最後に、皆で実際に「成功」のことを味わうことも最高です。

国際フリースクールICANは15年間不登校のこどもとお母さん、お父さんと一緒に「不登校の楽しいこと」を計画しています。5月から、I CANのフリースクールの中で学びの会「スタディーティーム」を始まります。ご相談:025−524−0173まで。

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